連絡技を何をやればいいのか?
柔道で連絡技を何をやればいいのか?わからないという小学生のジュニア選手もいるかと思います。
柔道では技をかける際には、一度左に振って相手が戻ろうとする力を利用して技をかける。あるいは後方に押して圧力をかけ、相手が戻ろうとする力を使って前に投げる技を出す。
このように前と後ろ、右と左というのが対になっているのが柔道の基本です。
そして、前後、左右というのは誰もが考えるのではないでしょうか。
ですが、柔道ではもう一つ対があります。それは高低です。
例えば、目線が同じ高さ同士が戦う場合、瞬時に低くなって相手の目線から消えれば相手はついてこれなくなります。
特に身長が高い選手は、相手が自分の視線から消えることを嫌います。
これに該当するのは、小さい選手が瞬時に体勢を低くして相手の懐に入り込んで、背負い投げなどをする場合です。
前後、左右というのはあくまで水平移動の変化であって、斜めを加えても全八方に限られてしまいます。
ここに高低が加わることで移動の範囲が立体的になり、技にも広がりが出て、それだけ相手もどのような技をしかけてくるのか予想しにくくなるわけです。
ですので、連絡技を何をやればいいのか分からないというジュニア選手は、このことを頭に入れて自分なりの連絡技をマスターしていきましょう。
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