立ち技からの寝技
柔道の試合で勝つには、立ち技(投げ技)から逃げられても寝技に移行出来るようにすることも必要です。
よく試合では、投げ技を嫌がって四つん這いになって逃げることもありますが、そんな時には袈裟固めに移行するのも一つの方法です。
例えば、体落としで投げようとして相手を崩しに入った時に、膝を落として来たら引き手で腕を顔の下にくぐらせて、肩から畳に着けさせ四つん這いになるのを避けます。
横向きになっている相手の頭を膝で押し、同時に引き手を引っ張ればひっくり返すことが出来ます。
そして、回転に合わせて釣り手で脇をすくえば、袈裟固めの形で抑えることが出来ます。
また、支え釣り込み足から寝技に移行するなら、崩れ上四方固めが効果的ですよ。
足を払ってかける技がかかりきらなかったり、逃げれた場面で寝技に移行すれば相手を抑え込むことが出来るようになれ、確実に1本が取れるようになってくると思います。(^^)/
いずれにしても、相手の状態によって攻めの方法は違ってくるので、寝技のかけ方のコツを知っておくと、試合展開を有利に進めることが出来るでしょう。